ウイングによる空力抵抗で車体を路面に押し付ける接地力で、グリップ力を増大させる空力要素の1つ。
速度が増すとそれに比例して空気抵抗が増大し、ウイングをより立てるほど比例して空気抵抗が増大します。
ダウンフォースを強く:不安定になりやすいコーナリング時の安定性が向上します。
直線での速度が低下するため、スタート時、加速時やストレートで苦悩します。
ダウンフォースを弱く:コーナリング時の安定性が低下し、コーナリングスピードとコーナーに苦悩します。
直線での加速が良く、トップスピードが高くなります。
フロントとリアが別になってる場合、リア100%以上にするとレーシングスピードに達しなくなり、スタート時から抜かれ、コーナリング後の直線でも抜かれますので注意してください。
ギア比を高くするとスピードが増しますが、低速ギアが犠牲になります。
ギア比を低くすると低速での加速性が良くなりますが、高速ギアが犠牲になりトップスピードが下がります。
車種やコースの特性やドライバーの技量や好みによっても異なるので、何が良いかは一概に言い切れません。
サスペンションのセッティングを補い、アンダーステア(切り角より曲がらない、反応が遅い)、オーバーステア(切り角より曲がる、反応が良すぎる)を解消するためのパーツです。
アンダーが強い場合はフロントを柔らかくするか、リアを固くします。
オーバーが強い場合はリアを柔らかくするか、フロントを固くします。
ハードにするとグリップ力が減りますが、ローリング抵抗を無くしトップスピードが増します。
ソフトにするとグリップ力が増しますが、ローリング抵抗が増えます。
車種やコースの特性やドライバーの技量や好みによっても異なるので、何が良いかは一概に言い切れません。
コーナーアプローチの車体の挙動に影響を与えます。
ブレーキングの荷重移動でマシン前方に重心が移り、フロントタイヤのグリップが増しますが、リアは軽くなるためグリップが弱くなります。
そのため、フロントタイヤのバイアスを増しすぎるとタイヤロックを招き、ハンドル操作が効かなくなります。
ロードレースでは車高を低くすることで、荷重移動の前後左右のほかに重心を低くし、安定性を向上させます。
車高を高くすると衝撃吸収力が高くなり、オフロード向きですがマシン転倒の恐れやグリップ力が低下します。